今回は、Fintokei(フィントケイ)の禁止事項・失格基準について、詳しく見ていきましょう。
Fintokeiの禁止事項・失格基準
Fintokei(フィントケイ)でFXトレードする場合は、禁止事項や失格基準について、しっかり把握しておきましょう。
もし、禁止事項を行なってしまうと、今後のサービス利用が一切できなくなる可能性があります。
では、どのような禁止事項があるのか、下記で詳しくご紹介します。
※ 2024年4月1日発行の利用規約となります。
悪用利用
価格表示の誤りや更新の遅れを利用する戦略、またはシステムのバグを悪用する戦略を使用すること。
したがって、数秒から数分のうちに取引を開始および終了することにより、小さな値動き、
すなわち「ティック」から利益を得ることを目的とする遅延裁 定取引、逆裁定取引、ティック・スキャルピングまたは高頻度取引(HFT)のあらゆる形態を実行すること。
引用元:Fintokei
Fintokei(フィントケイ)は、更新の遅れやシステムのバクなどを悪用した使用は、当然のことながら、禁じられてます。
意図的な自動化システムの使用
プロップトレーディング評価に認定されるために意図的に作成されたサービス、ロボット、自動化システム、またはエキスパートアドバイザー(EA)を使用すること、
または「取引プラットフォーム」とそのインフラの技術的欠陥を利用すること。
引用元:Fintokei
プロップトレーディング評価に認定されるために意図的に作成された自動化システムの使用なども禁止されています。
コピートレード
手動で、またはコピー・トレーディング・システムやロボットを使って、他人の取引をコピーすること。
引用元:Fintokei
他人の取引をコピーしたトレードも禁止となります。
他人への譲渡や管理を任せること
「Fintokeiデモ」口座へのアクセス権を他人に譲渡すること、または他人に管理させること。
引用元:Fintokei
Fintokei(フィントケイ)では、口座へのアクセス権を他人に譲渡したり、管理させたりすることも禁止です。
あくまで自身で口座管理・トレードをする必要があります。
各国の複数のIPアドレスを使用
「Fintokeiデモ」口座に接続する際に、各国の複数のIPアドレスを使用すること、
またはIPアドレスをマスクすること(取引する際のIPは、請求先アドレスと同じ地域からのものでなければなりません)。
引用元:Fintokei
Fintokei(フィントケイ)の口座に接続する際に、各国の複数のIPアドレスを使用することは禁止されています。
外部データフィードを使用
外部データフィードを使用したトランザクションを実行すること。
引用元:Fintokei
複数の口座間やグループでのヘッジ裁定取引など
複数の口座間または複数のお客様が一つのグループになって、ヘッジ取引または反対売買を実行すること。
引用元:Fintokei
複数の口座間やグループでのヘッジ取引なども禁止されています。
マーチンゲールトレーディング
マーチンゲールトレーディングまたはマーチンゲール原則を適用する取引戦略を使用しないでください。
引用元:Fintokei
マーチンゲールトレーディングは、取引で負けた時に掛け金を2倍ずつ増やしていく手法です。
このような倍々トレードは、Fintokei(フィントケイ)では禁止となります。
さらに、マーチンゲールトレーディングに関して、下記で詳しく書かれています。
お客様の取引を周期的な線形平均と比較します。
これを確認するためにグループ化された取引の最高価格と最低価格を取得し平均値を計算し、
最高価格と最低価格から算出された値に平均価格に10%の余裕を持たせます。
これを基準値とします。
次に、グループ化された取引の加重平均を計算します。
この値が基準値よりも低く、取引の方向が買いである場合、取引は平均化の観点から過度に積極的であるため許容されません。
売り方向の取引グループの場合、加重平均が基準値よりも高い場合、取引は許容されません。
引用元:Fintokei
要約すると、基準値(最高価格と最低価格から算出された平均価格に10%の余裕を持たせたもの)があり、
さらに、グループ化された取引の加重平均があります。
買い方向では加重平均が基準値より低い場合、
売り方向では加重平均が基準値より高い場合に、禁止取引となります。
価格平均判定シミュレーター
禁止のマーチンゲールトレーディングについて、さらに詳しく知りたい方は、
Fintokei公式サイトで「価格平均判定シミュレーター」のエクセルファイルが用意されているので、
そちらをダウンロードして、自身の取引が禁止に該当しないか、確認してみましょう。
やり方は、まず売買方向を選択します。
買い方向ならBuy、売り方向ならSellです。
そのあと取引内容(オープン価格・ロット)を入力します。
すると、取引内容が禁止に該当するか計算して判定されます。
例えば上記の場合、買い方向(Buy)で、
平均価格に10%の余裕を持たせたものは、2027.20000、
計算を元に算出した加重平均は、2026.43548と、
加重平均の方が低いので、禁止取引に該当します。
一方で、売り方向(Sell)ならば、この取引に問題がありません。
売り方向では、買い方向とは逆で、
加重平均が基準値より高い場合に、禁止取引となります。
他で執行したフロントランニング取引
他の場所で執行されたフロントランニング取引
引用元:Fintokei
「利用規約」に反する取引行為
「パートナーブローカー」の「利用規約」に反する取引行為を行うこと。
引用元:Fintokei
「パートナーブローカー」が損失または損害を被る可能性がある行為
外国為替市場における現実世界での取引方法と相反する戦略を使用すること、
または「顧客」の活動の結果として「パートナーブローカー」が損失または損害を被る可能性があるという懸念を起こさせるような方法で戦略を使用すること。
引用元:Fintokei
アービトラージ取引
Fintokei(フィントケイ)では、逆アービトラージ取引、レイテンシー・アービトラージ取引、両建てアービトラージ取引も禁止とされています。
ティックスキャルピング
また、高速取引・高頻度取引に該当するようなティックスキャルピング(30秒以内に注文・決済を行うようなもの)は禁止になります。
チャレンジプランの失格基準
また、Fintokei(フィントケイ)のチャレンジプランでは、
下記のような点に該当すると、失格となります。
30日間取引なし
30日間全く取引がないと、失格となります。
最大損失率を超える
1日の最大損失率-5%まで、全体の損失率-10%まで、
これ以上になると、失格となってしまいます。
まとめ
このように、Fintokei(フィントケイ)には、禁止事項や失格基準があります。
対象となると、出金できなくなったり、サービス利用できなくなる可能性もあるので、十分に注意して利用しましょう。
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